慶應義塾オープンコースウェアとキャスタリア、米国で開催されたOpenEducation2008で共同プロジェクト研究を発表 – 動画コンテンツを利用した知識共有型の学習と世界初のオープンコースウェアのiPhone対応に関して

キャスタリア株式会社(本社:東京都文京区大塚1-5-18、山脇智志社長、以下「キャスタリア」)は、オープンコースウェアの新しい学習スタイルであるKeioOCW channelを慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ機構(以下「DMC機構」)の福原美三(ふくはら・よしみ)教授と共同で米国ユタ州ローガンで開催されたオンライン教育の自由な利用に関する国際会議であるOpenEducation2008で発表しました。

Keio OCW channelはネットでの大学講義配信である慶應義塾オープンコースウェアの動画を集約して、同社の学び系コンテンツポータル・castalia.jp のなかに設置したものです。同社の開発した学習ツールfusenに対応しており、またアップル社のiPhoneおよびiPod touch対応ページも自動で生成されます。
この国際会議のなかのConcurrent sessionにおいて「動画共有を通じた生成されるオープンコースウェアのユーザーコミュニティ」と題して研究成果を発表。同研究は慶應義塾大学の福原教授と弊社取締役チーフアカデミアの松村太郎との連名による共同研究となります。
*201/203 ECC Creating User Community for OCW Through Sharing Lecture Movies*
Yoshimi Fukhara, Keio University, Taro Matsumura, Castalia, CO., LTD.,
Three years have passed since first six universities launched their
OCW sites in Japan and OCW have been entering into second phase. In
this phase creating user community and globalization are very
important key issues. And as a current tendency more media rich
content like lecture movie is getting more users access. In this paper
we propose the second phase OCW based on information sharing among
users on lecture movies. By using this method users can easily create
their comments on shared movies.
また同学会開催期間中のデモンストレーションセッションにも参加し、米国を始めとした世界から集まった教育関係者へ説明を行いました。日本発の新たなオープン型の教育のスタイルとして多くの研究者や関係者への興味を惹くことに成功しました。今後は世界の大学での利用を目指して行く予定です。
■Open Education 2008
世界中から「オープンな教育と学習」に関する内容で研究発表が行われる学会で、今年で10周年を迎えました。米国ユタ州ローガンにあるユタ州立大学で9月 24- 26日の日程で開催され米国内のみならず、ヨーロッパ、中南米やアフリカ、アジアも日本・韓国・台湾・中国など各国の教育関係者の参加がありました。
■オープンコースウェア(OCW)
2001年にMITで始まった大学で正規に提供された講義とその関連情報のインターネット上での無償公開活動です。「知の集積拠点」である大学等がその蓄積された知の典型的な体系化された情報である「講義」の公開を通じて一層の社会貢献を目指していこうということを基本的な狙いとした取り組みです。利用に当たってはいずれの大学の講義情報であっても申し込み・登録は不要です。
MIT OCW URL: http://ocw.mit.edu/
■fusen
動画や音声コンテンツの時間軸にはれる付箋のデザイン性と機能性を持ったソーシャル型コメント付加機能です。気になる場面にしおりを付けたり、メモとしてコメントをつけたりでき時間を短縮した視聴や「ふりかえり学習」にも
役立ちます。また他のユーザーのfusenを共有することで個々のコメントやメモの知識共有も可能になり、自分だけではわからないところや意味などを教えてもらえるようになります。
■キャスタリア株式会社
キャスタリア株式会社は「オープン&ソーシャル」をコンセプトにした教育向けデジタルコンテンツのソリューション開発および学習向けWebメディア運営を行なっています。コンテンツ配信を行なう企業/学校と個人の間で、学びを通じた新たなコミュニケーション創出に貢献しています。
【本発表資料のお問い合わせ先】
・キャスタリア株式会社 担当:山脇(ヤマワキ)
TEL& FAX:03-3942-6393
eメール:info AT castalia.co.jp