ケニア国教育省が同国初のプログラミング教育の公式教材にキャスタリアのCodePowerを採択

2020年度からの初等学校におけるプログラミングの必修化に対応した副教材として教科書審議会で正式に認可される


キャスタリア株式会社(本店:長野県塩尻市、本社:東京都港区 以下「キャスタリア」)は2020年1月30日付でケニア国教育省傘下のKICD(ケニア・カリキュラム開発機構)より、同国のプログラミング教育に特化した教科書・教材としては初めてキャスタリアが発行するCodePowerが認可をうけました。



ケニアでは2020年度(2020年1月開始)より、公教育において初等学校(日本での小学校に相当)の4年生から「科学」の授業のなかの項目「デジタルテクノロジー(全12回)」にプログラミング(Coding)5回分が新たに加えられ必修化されました。すでに主要な「科学」の教科書でもプログラミングの部分は追加されていますが、プログラミングに特化した教材はCodePowerが初の採択となります。また同社のモバイルラーニングプラットフォームにCodePowerの教授法をモバイルコンテンツ化して教員向けに提供も予定しています。
キャスタリアはケニア共和国における「基礎教育における初学者向けプログラミング教育に関する案件化調査<英語名:Survey on Entry-level Code Learning in Fundamental Education>」が独立行政法人国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」(2018年度第2回)における案件化委託事業として採択されています。


ケニアにおける初等学校の数は37,910校(公立24,241、私立13,669)、児童数は1054万人に昇り、今後も若年層を中心に人口増加が加速しています。同時に若年層における雇用確保が大きな社会問題にもなっており、将来における人材育成が国家的課題になっています。
ケニア国政府も教育省を通じて2018年より21世紀型教育の導入を進めています。アフリカではルワンダに続き2カ国目となるプログラミングの必修化となります。4年生からスタートするプログラミング必修化は今後上級学年でも毎年導入されていきます。


キャスタリアのCodePowerは日本国内でこれまでに実証研究してきたメソッドやコンテンツを上越教育大学の大森康正教授の監修の元、公教育でのプログラミング思考の獲得を生徒は楽しく学ぶことができ、教員にはわかりやすく教えられるように構成されています。公教育においてプログラミングに興味を持ってもらうことを第一に考え、近未来のケニアにおけるSTEM人材の育成に貢献して参ります。


CodePowerの特徴
・ワークブック(26ページ、表紙裏表紙含む)とティーチャーズガイド(60ページ、表紙裏表紙含む)
・PCを使わないアンプラグド、マイクロロボットozobot を教材として採用
・KICDの発行した新カリキュラムに沿って、全5回構成。35分間という短い授業時間に合わせて、授業準備と片付けに時間がかからないような仕組み
・監修は上越教育大学の大森康正(やすまさ)教授が担当。紙飛行機の折り方で手順を学ぶなど、作る楽しみを用いた日本的な要素を持つ
・言語は英語、同国初等学校の4年生の英語レベルに合わせた単語や表現
・発売時期:2020年春季予定

写真1:ケニア国ナイロビ市のKICDキャンパス内で教科書審議会からの認可通知書を受け取った代表取締役山脇智志(右)と制作責任者の横川公善(きみよし)ディレクター(左)

写真2:生徒用ワークブックの内容の一部




写真3:ケニアの人口ピラミッド、0〜39歳で人口の約70%を占める
(出典:https://www.populationpyramid.net/kenya/2020/)